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  • 大堀 勝利

転職


先日聞いた話である

ある会社で働く人が同じ建築現場ではあるが心機一転、別の建築現場の職種に就いたところ転職した人の進退について問題が起きてるらしい

転職した先の新たな会社が辞めた会社の社長から現在の会社の事務や取り囲む採用に携わった方が一方的に避難されたそうです

内容については同じ現場に顔を出すなだとか採用に至る経緯の詳細についてわざわざ電話までして聞いてきたのである

取り方によっては恫喝されて圧力を加えられるような行為に等しく思えてくる

仮に世話になって置きながら辞めたとはいえ元の自分の従業員に対して扱いが酷い

無論当事者でないわたしがいう事ではないがこの類いの話は実は未だに建設業に蔓延るごくまれの話ではなく氷山の一角に過ぎないことであり他の業界にもあり得る

わたしも同じ建設業関係であり従業員を持つ立場として記事として掲載させて頂きました

一昔前はやはり建設業界のみならず引き抜き行為は御法度であった

仮に同業他社に行けたとしても決して円満な退職を迎えれなかったのは当時の印象だ

若かったわたしもその行為を見ていてお金に買収されたとか裏切り者扱いの感情を抱いていたのは嘘ではない

しかし時代は移ろうヘッドハンティングという言葉を耳にする頃から競争社会において企業が優秀な人材を引き抜くのも個人が働きたい場所を求めて職を変えるのも普通の事で当たり前の事である

社会や外の世界に目を向ければ至って普通の事だが人は狭い環境やより集団の中上下関係が厳しい世界にいると周りが見えなくなってくるものなのかもしれない

もっと大きな世界でいうと宗教の改宗と全くもって同じようなことだし日本の江戸時代のキリシタンに対する迫害から現在の中東の国教ですらユダヤ教にはじまりイスラム教と未だに改宗するのに過酷な運命は想像するのは容易であるだろう

結果その意味する所は個人の自由を奪いやがては争いを引き起こすことと歴史が証明しているとおりで人権侵害に至る問題だ

企業は放れていく社員に対して自責の念を持って戻ってきたくなる会社作りを再度行えばいい

逆に言えばお金や待遇で離れていくような人材ならそれまでの付き合いであったと諦めてどんなに会社が辛い時も一緒に働いてくれるような仲間を見つける方が今後の為になるはず

わたし自身も同じ状況になった時は覚悟を決めて見送りしてあげたい但しそうならないように働く仲間を大切にし付き合っている

会社側も働く側も自分に見合う仲間を求めお互いが将来に向かい頑張って前に進んでもらいたい

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